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March 08, 2007

RPG伝説

RPG伝説とゆー事であれこれ書いてみる。

「ロール・プレイング・ゲーム」とは直訳して「役割・演じる・ゲーム」という意味である。
つまり、ごっこ遊びである。
仮面ライダーごっこ、お医者さんごっこ、広い意味においてはこれらもRPGなのだ。

ロール・プレイング・ゲームは元々ボードゲームであり、平たく言えば「西洋式すごろく」であった。
普通のすごろくと違うのは、プレーヤーの他にゲームマスターという存在がおり、
彼がゲームの進行を管理するのだ。
最も有名なRPGは「ダンジョン&ドラゴンズ」で、後に映画化もされている。
ちなみに、スピルバーグ映画の「E.T」でも、冒頭の方で少年達が「ダンジョン&ドラゴンズ」で遊んでいる様子を見る事が出来る。

ボードゲームでもRPGは面白いが、遊び方は複雑で、もちろん人数も必要だった。
時代の必然といおうか、ボードゲームとして誕生したRPGはコンピューターの世界に移植されていく。

史上初のコンピューター用RPGは、おそらく「ROUGE」である。
これはBSD版UNIXのおまけとして配布されていた。
非常に人気の高いゲームであったが、当時UNIXはパソコンで動くシステムではなかった。
大学や企業が使用する大型のコンピューター(汎用機)でしかこのゲームは遊ぶ事が出来なかった。
ちなみに、ROUGEは後日、日本でスーパーファミコン用ゲームとして移植される。
それが「トルネコの冒険」不思議なダンジョンシリーズである。
ROUGEはパソコン用ゲームではなく、しかも売り物ではなかった。
では、世界初のPC用RPGは何だったのであろうか。
自分はこの問いについて、正解を知らない。
ただ、その候補を述べる事は出来る。

それはAPPLEⅡで販売された「ウルティマ(アーティマと呼ぶ場合もある)」「ウィザードリー」の二本だ。
このゲームはほぼ同時期に発売されたRPGゲームであるが、両者のゲームシステムは大きく異なっている。
だから、どちらが先かという問いはあまり大きな意味を持たない。
ウルティマはマップ見下ろし型で移動し、イベントクリアによってゲームが進行する。
ウィザードリーはダンジョン探索型で、ボードゲーム版RPGと思想が近いものになっている。
兎に角このゲームは今でも語り継がれ、伝説となっている。

ところがAPPLEⅡは当時高価なPCであり、子供が気軽に買えるものではなかった。
日本の子供達がRPGに触れるには、任天堂のファミコンが販売されるまで待たねばならなかった。

ウルティマのMAP移動にウィザードリーの戦闘システムを組み込むという、
いいとこどりでパクったゲーム、それが「ドラゴンクエスト」であった。
ドラゴンクエストはゲームとして面白かったのは間違いない。
けれど、厳密に言えば「RPG」ゲームではなかった。
RPGというのは、自分で役割を演じてこそRPGなのだ。
その正体はRPG風味のアドベンチャーゲームに過ぎないのであった。

しかし、RPG=ドラクエというような認識が日本全国に広がり、浸透してしまった。
「こんなのはRPGじゃない!」と古いRPGマニアが叫んでも、もうどうにもならないのであった。
そんな状況の中で、より本物のコンピューターRPGとして作られたのが
「ティル・ナ・ノーグ」と「ルナティック・ドーン」であった。
この二作は、硬派なRPGゲーマーに根強く支持された。

厳密に言えば、ドラクエはRPGではないと、今でも僕は思う。
しかし、そんな定義はどどうでもいいかもしれない。
RPGというのは、ゲームジャンルを定義した言葉に過ぎない。
プレーヤーにとって大事なのは、そのゲームが面白いか、つまらないかという事なのだ。
ドラクエは間違いなく全国的に支持され、ブームとなり、現在もビッグネームのままだ。

ドラクエの成功を真似るが如く、色んなメーカーから似たようなゲームが発売された。
その中で突出したのが、「ファイナル・ファンタジー」のシリーズであった。
このシリーズの特徴は、プレーヤーに役割を演じさせるというRPGの大前提を放棄し、
プレーヤーに役割を押し付けてしまった事だ。
魅力的な音楽、台詞、演出等によって、強引にプレーヤーを屈服させてしまった。
皮肉な事に、このゲームはRPGの定義を裏切る事によって、ゲームとしての新しい面白さを提供した。

良し悪しは別として、この二大ネームが日本のRPGゲーム界を牽引し続けている。
僕に言わせれば、両者とも「RPGに似た別の何か」なのだが、面白い作品である事は事実だ。
特に、「ファイナル・ファンタジー」は「ファンタジーRPG」というジャンルを確立した。

話は一気にそれるのであるが、「RPG伝説ヘポイ」というアニメがあるらしい。
あるらしいというのは、僕はこのアニメを一度も見た事が無いのだ。
YOUTUBEで探すと、OPは見る事が出来る。(削除されていなければの話だが)
「ファンタジーRPG」というジャンルは様々な方向に展開し、その一つがこの作品だろうと思う。
まさしく、時代が生んだ作品と言えるだろう。
マニアな方は是非チェックしてみて欲しい。

RPGとは直接関係無いが、その源流にあるのはトールキンの書いた「指輪物語」である。
RPGフリークな方は、是非読むべきだ。
異種族がパーティーを組んでクエストに挑戦するというスタイルはRPGそのものであるが、
この作品はRPGゲームが登場する以前に書かれたものなのだ。
「ロード・オブ・ザ・リング」というタイトルで映画化されているが、アカデミー賞を幾つも獲った為、
記憶している人も多いだろうと思う。まあ、日本語に訳せば「指輪物語」なんだけどね。
映画三作目、「王の帰還」は涙無しでは見れない傑作であった。
特に、終盤のサムの台詞が泣かせる。
「あなたを背負うことは出来る」みたいな。

RPG伝説ヘポイ」と「王の帰還」を比較するのは乱暴な話であるが、一つの種が色んな国で色んな花を咲かせたと思えば、比較するのも意義深い事かもしれない。

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Comments

Posted by: vr | June 23, 2010 at 08:41 PM

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