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January 01, 2007

27.自動リンクでの条件分岐

選択肢によって物語が分岐するというのは、非常にイメージが掴みやすいものです。
しかし、選択肢に関係なく物語が分岐するというのは、イメージが掴みにくいかもしれません。

一番わかりやすい例は、恋愛物のゲームです。
恋愛物であれば、当然「好感度」というパラメータを持っているはずです。
そして、好感度に応じて物語が変化する訳です。

「アイテムを持っている時に特別なイベントを発生させる」という状況も、
選択肢以外で物語が分岐させたいという一例になります。

この時の処理方法は、選択肢での分岐方法と基本的には同じです。
違う点は「リンク設定」だけです。
「リンク設定」欄がメニューリンクであれば、通常の選択肢による分岐になります。
「リンク設定」欄が自動リンクであれば、カウンタ値を参照して勝手に分岐します。

この事は、前回のサンプルスクリプトをチェックすれば理解できるはずです。

ところが、自動リンクで条件判断を付加する場合、二つ注意点があります。

  1. リンク先が複数ある場合、条件判断のチェックは一番下から上に向かって行われる
  2. 一番上のリンク先は「条件なし」にしておく事が好ましい

具体的に説明します。

Autolink_1

このような場合、下から順に条件判断のチェックがなされるので、
三行目、カウンター2が1以上かどうかが判断されます。
もし1以上であればリンク先アイテム「死神」に移行しますが、
0だった場合は2行目の条件判断チェックに移ります。
二行目、カウンター1が1以上であれば、アイテム「女子高生」に移行します。
0だった場合は1行目のリンク先に移動する訳です。

「下から条件判断がなされる」というのは非常に重要です。
例えば、3行目を「条件なし」にしてしまうと、1行目と2行目は絶対に処理されません。
また2行目の条件を「C1>=2」
3行目の条件を「C1>=1」としてしまうと、
2行目は絶対処理されない事になります。
何故なら、2行目の条件は3行目にも一致するからです。
この場合、3行目と2行目を入れ替える必要がある訳です。

また、論理的な整合性があれば、1行目に条件判断をつけてもスクリプト的にはOKです。
けれど、実用上1行目に条件判断をつける事に意味はありません。
エンディングアイテム以外、アイテムは必ず別アイテムにリンクしなければならないからです。
どんなに条件付のリンク先を設定しても、それらの条件が不一致だった場合を用意する必要があります。
従って、1行目は必ず条件無しにしておいた方が良いのです。

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