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January 27, 2005

絵が巧いという話

最近はそうでもないのだけれど、
僕はRE-SHARPから絵を受け取ると、
ノベルに組み込む前に殆ど手を入れていた
色調やコントラストをいじくり倒し、
場合によってはぼかしだのライティングだの
訳のわからんフィルターを駆使して、
場合によっては彼の絵を意図的に劣化させる事もある

さて、今回の話題の要点は
「技術的に巧い絵であるか」が問題なのではなく「人を惹きつける、魅力的な絵であるか」
それが常に問題になっているという事だ
RE-SHARP君はストイックなまでに自らのテクニックを磨いてきた人物で
その努力は並ではないように思える
それは賞賛に値するが、しかしそれ以上の意味は無い

例えば、都会に出て周囲を見渡せば、
プロがデザインした様々な写真、ポスターを見ることが出来る
看板や広告等が至るところに存在しているからだ
それは確かに技術的に優れているのだが、人の心に一生残るものではない

更に言うなら、美人だけど性格が悪い女性、ブスだけど性格が良い女性が居たとしたら
人間的魅力という意味では後者の方が上だろう
そして突き詰めて言えば、美人でかつ性格の良い女性が理想なのだ

絵は巧いが魅力に欠ける絵というものがあり、
絵は下手だが魅力に満ちた絵もある
かといって、下手でも良いのかといえばそうでもない
下手で魅力に欠ける最低最悪の絵もあるのだ

結論として、我々は人間であるという事を忘れてはならない
我々は魂を持っていて、その魂に感じて物事の良し悪しを決めている
クリエイターとプレイヤーが共鳴しあうのは魂であり、
作品はその媒体である
その媒体が、より強い共鳴をもたらすように、クリエイターは作品に己の存在を込める
如何に高い技術があろうとも、その想いに牽引された技術でなければ
人間はお互いに響きあうことも無く、冷めた目で作品を評する事になるだろう

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